glibcのアップデートはお済みですか?
自分は外からアクセス出来るサーバーは対応完了していて、
残りの外からアクセス出来ない比較的安全なところにあるサーバーは絶賛対応中です。
今回のglibcアップデートを実行したら、dateコマンドの結果が変わったりなんなりでタイムゾーン設定が壊れる現象がありました。
その際に実施した対応方法のメモです。
うちのサーバーでは時たまGMTに設定しているサーバーがあってglibcをアップデートすると/etc/sysconfig/clockに書かれている設定(デフォルトだとAsia/Tokyo)に変更されてしまいました。
なんでだろうな?って調べて行ったらどうも最初のセットアップのときに、 /etc/localtimeを/usr/share/zoneinfo/GMTでコピーしてきて上書きしていたようでした。。。
これは本来は良くないやり方のようで本来は/etc/sysconfig/clockをいじるのがRedHat系のOSでは正解のようです。
うちではglibcをアップデートしても時刻設定が変わらないようにglibcアップデート前にこのコマンドを実行して対応しました。
$ sudo sed -i'.orig' -e 's/Asia\/Tokyo/GMT/' /etc/sysconfig/clock
- 作者: Eric S.Raymond,長尾高弘
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