Amazonの創業者ジェフ・ベゾスの半生をつづった一冊。 300ページないので薄いしスティーブ・ジョブズの自伝の何倍も軽く読めた。
前半の就職する以前の話はあんまりおもしろくは無かったが 後半は内容がかなり濃かった。
最初の就職からDEショーで働いていた時のエピソードはあんまり読む機会ないと思うので貴重な一冊かも。 ベゾスが技術に明るいという印象を裏付けるエピソードを中心に話がまとまっている。 一連のエピソードから圧倒的な技術力があることを感じさせられてIT企業のCEOならこれぐらいの知識がないと成功はおぼつかないんだろうと思わせられた。
創業初期から何年も先を見据えたて競合他社を潰すための戦略を 考えて投資してきたおかげで今日のAmazonがあるのを実感できる。
例え、利益が出なくても、赤字になっても将来のために資材を投じる決断を出来るのは 創業者だからこそ出来たんだろうと納得させられる。これぐらい創業者・CEOが自由に動けないとIT業界は生き残れないなと。 15期連続増収増益で喜んでるようではダメじゃないかな。 やぱり、ドットコムバブルを乗り越えた企業は一味違う。
けど、この本読んでAmazonで働きたいって思ったらよっほどのマゾだわ。
- 作者: リチャード・ブラント,滑川海彦(解説),井口耕二
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2012/10/18
- メディア: 単行本
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