uokadaの見逃し三振は嫌いです

ここで述べられていることは私の個人的な意見に基づくものであり、私が所属する組織には一切の関係はありません。

新年最初の1冊

アップルを創った怪物―もうひとりの創業者、ウォズニアック自伝

アップルを創った怪物―もうひとりの創業者、ウォズニアック自伝

新年最初の1冊にこれを読んだ。 新幹線での帰京中に読みかけだった状態のものをさっくりと。

2008年に出版された本なので今更感は強かったが 読後の感想としてはウォズニアックの初の自伝なのでアップル史を知るには必読の1冊と思った。

ジョブズとの関係やアップル社退社の経緯などについて数々の出版物で書かれているがどれも正確に伝わっていないというウォズニアックの主張がこの本にはあった。

あと、本書はウォズニアックの口語での形式なので少し読みにくい感じを受けるかもしれないし、 時間の経過に寄って主張が変わっている部分もある。

個人的には20章 人生の法則が面白かった。
新年早々にウォズニアックが考えるエンジニア論に触れたが
エンジニア=アーティスト
という考え方をウォズもしているのかと思うとやぱり生粋のエンジニアなんだなと感じた。